廃車にする前に確認すること|還付金3つと「値が付く車」の見分け方
「もう古いから廃車でいいや」と決める前に、確認したいことが2つあります。 1つは、廃車(抹消登録)に伴って戻ってくるお金——自動車税・重量税・ 自賠責保険の還付です。もう1つは、動かない車でも値が付くケースがある という事実。順に整理します。
確認1:廃車で戻ってくるお金(還付の公的ルール)
廃車は運輸支局での「抹消登録」という手続きで、これに伴い次の3つの お金が戻る制度があります。金額は車種・時期で異なるため、ここでは 制度の仕組みを整理します。
| お金の種類 | 戻る条件と仕組み |
|---|---|
| 自動車税(種別割) | 普通車を年度途中に抹消登録(一時・永久どちらでも)すると、翌月分から年度末までの月割額が還付。軽自動車税(種別割)には月割還付の制度なし |
| 自動車重量税 | 自動車リサイクル法に基づき解体し、永久抹消登録(解体届出)をした場合、車検残存期間が1か月以上あれば残存期間分を還付(使用済自動車に係る自動車重量税還付制度) |
| 自賠責保険 | 抹消登録後に保険会社で解約手続きをすると、保険期間が1か月以上残っていれば残期間相当の保険料を返戻 |
出典:自動車税(種別割)の月割還付は地方税法に基づく各都道府県の制度、 自動車重量税の還付は国土交通省・国税庁「使用済自動車に係る自動車重量税の還付制度 (自動車リサイクル法に基づく解体+永久抹消登録が要件)」、自賠責保険の返戻は 各損害保険会社の解約手続きによる(いずれも2026年時点の一般的な制度の説明)。 要件・必要書類の詳細は、運輸支局・お住まいの都道府県税事務所・加入先の 保険会社で確認してください。
ポイントは、重量税の還付が「解体を伴う永久抹消登録」を要件にしていることと、 軽自動車税(種別割)には月割還付がないことです。廃車買取サービスを使う場合、 これらの抹消手続きを代行してもらえることが多く、還付相当分の扱いは サービスごとの条件によります。申込み時に確認しましょう。
確認2:「動かない車=価値ゼロ」ではない
- エンジン・ミッション・足回りなどの部品は、車が走らなくても再利用の需要がある
- 年式の古い車・多走行車でも、海外では現役の移動手段として輸出需要が残ることがある
- 金属資源としての価値もゼロにはならない
- そのため「解体費用を払って処分」の前に「買取で値が付くか」を確認する順番が合理的
値が付くかどうかは車ごとの状態と販路次第ですが、確認自体は無料でできます。 先に処分費用を払ってしまう前に、査定を挟むのが損をしない順番です。
進め方:廃車寄りの車と、まだ走る車で分ける
不動・事故・車検切れ・過走行なら:廃車買取に相談
動かない車や車検切れの車は、引取りと抹消登録の手続きまで含めて 廃車買取サービスにまとめて相談するのが近道です。部品・輸出の販路を 持つ会社なら、処分するつもりだった車に値が付くこともあります。
廃車にする前に、値が付くか無料で確認
動かない車・事故車・多走行車も対象。全国対応で引取・手続きの相談ができます。
無料査定 ・ 全国対応 ・ 引取や手続きを相談
まだ普通に走るなら:廃車と決めつけず一括査定で比較
「古いから廃車」と思っていても、普通に走る車なら中古車としての販路が 残っている可能性があります。複数社に査定させて値が付くか確認してから、 廃車にするか売却するかを決めても遅くありません。
まだ走る車は、まず買取相場をチェック
無料・入力約32秒。最大4社の査定額を見てから、廃車か売却かを決められます。
無料 ・ 入力約32秒 ・ 最大4社を一括比較 ・ 買取相場も確認
※ 還付・返戻の金額は車種・重量・抹消時期・保険の残期間によって異なり、 本ページでは金額を保証しません。税制・制度は改正されることがあります。 買取額についても、実際の金額は車両の状態を確認したうえで確定します。
廃車前の確認でよくある質問
- 廃車にすると、どんなお金が戻ってくる?
- 普通車の場合、(1)自動車税(種別割)は抹消登録の翌月分から年度末までの月割額が還付されます。(2)自動車重量税は、自動車リサイクル法に基づいて解体し永久抹消登録(解体届出)をしたうえで、車検残存期間が1か月以上ある場合に残存期間分が還付されます。(3)自賠責保険は、抹消登録後に保険会社で解約手続きをすると、残り期間が1か月以上あれば相当分の保険料が返戻されます。それぞれ手続き先が異なる点に注意してください。
- 軽自動車でも税金は戻ってくる?
- 軽自動車税(種別割)には月割課税・月割還付の制度がないため、年度途中で廃車にしても自動車税のような月割還付はありません(4月1日時点の所有者にその年度分が課税されます)。一方、自動車重量税の還付制度と自賠責保険の解約返戻は、要件を満たせば軽自動車でも対象になります。
- 一時抹消と永久抹消はどう違う?
- 一時抹消登録は「一時的に使用をやめる」手続きで、車は残るため再登録すれば再び乗れます。永久抹消登録は「解体して完全に廃車にする」手続きです。自動車重量税の還付は、解体を伴う永久抹消登録(解体届出)が要件で、一時抹消のままでは受けられません。自動車税(種別割)の月割還付は一時抹消・永久抹消のどちらでも対象になります。
- 動かない車・車検切れの車でも売れるの?
- 値が付くケースがあります。買取会社の販路は国内再販だけでなく、エンジン・足回りなどの部品としての再利用や海外輸出まで幅広く、「走行できるか」だけで価値が決まるわけではないためです。解体費用を払って処分する前に、廃車買取の査定で値が付くか確認する価値があります。
手続きごと相談して、損なく手放す
動かない車・車検切れの車も対象。引取りや抹消登録の手続きまで相談できます。
無料査定 ・ 全国対応 ・ 引取や手続きを相談